制作会社との契約内容には気をつけよう

受注や決済、配送などネットショップの運営自体は自分たちでできる。でも、デザインやレイアウトなどネットショップを制作することはできない・・・だから、全て制作会社にお任せすること、少なくありません。それ自体は良くあることです。

でも、契約内容には気をつけてください。

先日あるネットショップさんから相談を受けチェックしましたが、コピーライトがその制作会社名になっており、先方が知らない間に制作会社へのリンクが貼られていたことが判明しました。さらに、契約内容を確認すると、ドメインやデザインなど、ネットショップに関わる全ての権利は制作会社のものになっていました。

事前に確認していれば良いのですが「そんな話は聞いてない!」とご立腹でした。

前もってネットショップの著作権を確認しておく。これ大事です。でないと、ネットショップをお引っ越ししたり、制作会社を変更する際、今ある素材全てがなくなってしまう可能性が出てきてしまうからです。

もちろん、こんな制作会社ばかりではないと思いたいですがね。くれぐれもお気をつけください。

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メルマガよりディアメール!?

ネットショップが増える=メルマガ(メールマガジン)も増える

これ必然です。
だって、送る側も送られる側も無料ですもんね。

だから多くのショップが、いろんな方法でメルマガ施策を実施します。

でも、これだけメルマガが普及してしまうと、お客様は1日何十、何百のメルマガが届く「メルマガ地獄」に陥ってしまいます。すると、メールを見るのも億劫になり、挙句必要なメールまで見逃してしまい、メルマガに嫌悪感を抱く。なんてことにもなりかねません。

メルマガの反応率が下がっている原因の一つかもしれません。
そんなメルマガ事情の中、ショップ運営をどうするのか。どのようにリピーターを獲得していくのか。

今回は、ディアメールを紹介します。

メルマガが、一度に多数の方にアプローチできる戦略とすると、
ディアメールは、お客様一人ひとりに対して個別にアプローチする戦略のことです。

ディア=貴方に送る「個人別メール」ということ。

・商品の到着確認
・商品の使い方
・商品券やクーポン券、ポイントなどの有効期限
・購入履歴に応じた案内
・商品を使い切る日や誕生日
などなど

お客様に応じて接客を手厚くするのです。
多数に送っているのか、自分に送っているのかは、文面を見れば分かります。

当然、メルマガを送るより、手間がかかります。だからこそ、自分のことを考えてくれている。分かってくれている。と感じてもらえるのです。

利用されているカートや顧客管理により、手間の度合いは変わってきますが、メルマガに虚無感を感じている方はご検討ください。

ちなみに、ディアメールはメール戦略の一つの方法ですので、メルマガの代わりというわけではありません。既存のメルマガ戦略と併用することで相乗効果が期待できると思います。

要は使い方ですね。

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商用フリーの無料人物写真素材の厳選6サイト

ネットショップのデザインでは人気が大事。
建物や小物など無機質な写真だけだと物足りない。イラストを駆使すれば、それなりに見ごたえあるサイトを構築できますが、より人気を出すこと考えると、行きつく先は人物写真です。

でも、モデルを使うといろいろとお金かかるし、契約とかが面倒。
自分たちで撮影することもできるけど、デジイチやデジカメ持ってないし、持ってても場所や技術がない。

そんな時、とっても重宝するのが人物写真素材!
そこで、商用利用可能で無料の厳選6サイトを紹介します。

必ず各サイトでライセンスや利用規約を確認してくださいね。

写真素材 足成


無料、ユーザー登録・クレジット表記・リンク不要

モデルリリース(利用許可)取得済みの人物写真素材(女性3名、男性1名)を無料配布している素晴らしいサイトです。アマチュアカメラマンが撮影したらしいですが、人物以外の素材も使い勝手良いものが多いのでイチオシです。

写真素材 足成

モデルピース


無料、ユーザー登録・クレジット表記・リンク不要

こちらもモデルリリース取得済みの人物写真素材(女性9名)を無料で利用できます。たくさんの媒体を飾りたい現役のモデルさんの想いがこもっているのか、一人ひとりのカット数が非常に多いのが特徴的。何より写真素材の活用事例まで紹介されているとこが「いいね!」です。

モデルピース

モデル・フォト


無料、ユーザー登録・クレジット表記・リンク不要

プロのカメラマンが撮影したモデルリリース取得済みの人物写真素材(女性3名)を無料で利用できます。foto projectとして、FOODやCG、ブログ用など様々な無料素材サイトがあり必見です。

モデル・フォト

ビジトリーフォト


無料、クレジット表記・リンク不要、掲示板に利用報告要

管理人さんが自ら撮影した人物写真素材(女性10名、男性1名)を無料配布しています。モデルリリースについて記載ありませんが、規約に違反しなければ商用でも問題なく利用できるようです。

ビジトリーフォト

ImageBase


無料、ユーザー登録・リンク不要

今回唯一の海外サイトです。もちろん日本人はいませんが、外国人の人物写真素材をたくさん無料配布しています。英語なので敬遠しがちですが、クリエイティブコモンは帰属(Attribution)なので、クレジット表記をすれば商用でも利用可能です。念のためご自身でも確認してくださいね。

ImageBase

フォトライブラリー


一部無料、クレジット表記・リンク不要

掲載100万枚超のうち、無料配布は10万枚と1割ですが、人物写真以外にもたくさんの素材が配布されています。無料なのは低解像度で、高解像度になると有料になるケースが多いですが、それでも活用の範囲は広いかと。
ちなみに、1日のダウンロード上限数が制限されています。

フォトライブラリー

素晴らしい素材さん達には、感謝の気持ちとモラル厳守を忘れずに。
必ず各サイトでライセンスや利用規約を確認してくださいね。

※2011年8月19日現在。

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あなたのお店は何屋さんか一目でわかりますか?押さえておきたい3つのポイント

一般的にWEB業界では、ユーザーがWEBサイトにアクセスしたとき、そのサイトを見るか見ないかは3秒で判断すると言われています。

つまり、ネットショップで考えると3秒で何を取り扱っているショップかわかってもらえないと、せっかく訪れたお客様は去ってしまうということになります。探していた物と全く違う商品を取り扱うショップからお客様が去ってしまうことは仕方ありませんが、求めていた物を取り扱っているのに、一目で判断がつかないためにお客様を逃してしまうのはとてももったいないことです。

そのような機会損失をつくってしまわないためにも、押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

 

ヘッダーに店名だけでなくメインの取り扱い商品を表示する

お茶屋さんで考えてみましょう。

店名が「○○茶本舗」など、いかにもお茶の店だとわかればよいのですが、まったく関係なく「吉田商店」といったような名前の場合は説明を添えたり、商品の画像を用意するのもよいと思います。

 

トップページやサイドメニューで一番人気の商品がわかるようにする

同じお茶屋さんでも、抹茶で有名なお店だったり、緑茶が有名なお店だったり、それぞれ特徴があります。抹茶を探しているお客様なら緑茶が有名なお店よりも抹茶で有名なお店で買いたいと思うのが自然です。売れ筋商品は、ショップの強みでもあり、アピールすべき点です。

トップページに一番売れ筋の商品画像を掲載したり、サイドメニューに売れ筋ランキングを表示するのも一つの手ですね。

商品アイテムを多くもつユニクロさんでもトップページには一押しの商品がわかりやすく掲載されています。

 

わかりやすい「普通」を心がけたレイアウト

サイト構築をしている自分自身であれば、どこに何を掲載しているのか把握していますが、はじめてサイトに訪れるお客様は違います。「抹茶を探していて、どうやらこのお店にはありそうだ」と思っていただいても、次に何をすれば商品をみることができるのか、一瞬で判断できなければ、やはりお客様は去ってしまいます。

そうならないように、2つ目のポイントで掲載した売れ筋や一押し商品の画像に商品ページへリンクを貼ったり、カテゴリ別や目的別など直感的に商品を探すことができるナビゲーションや検索窓を用意したり、「はじめての方はこちら」といった誘導ページを準備するのもいいかもしれません。

くれぐれも、デザインだけを重視してしまい、結果的にわかりづらいレイアウトになってしまうことのないように心がけましょう。

 

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イベント準備に使える無料の販促カレンダー

イベントの準備にどれくらいの期間をかけていますか?

企画して、ページを作成して、広告やメルマガでの告知をし、特別な運用が必要ならその体制も整えて・・・などなどイベントによっては、かなりの日数を費やすことも必要です。期間限定の商品を仕入れるなら、その手配なども必要ですよね。

計画なくすすむと、準備期間が足りず、せっかくの販促機会を逃してしまうことにもなってしまいます。

それは、もったいない!イベントは売上UPのチャンスですからね。

「でも、どのイベントがいつあるかとか、ついつい忘れちゃうんだよねー」という方には、ぜひ活用していただきたい販促カレンダーをご紹介します。

折込広告の朝日オリコミさんが、無料で使える販促カレンダーを公開してくれています。行事だけでなく人の動向なども見れるようになっていますので、例えば母の日に向けて準備するなら、いつくらいから企画を始める必要があるかなど、計画を立てやすくなります。

販促カレンダー
http://www.asaori.co.jp/orikomi/index.html

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少しずつ自粛解除が進んでいます

写真素材 PIXTA
(c) 下北沢フォトスタジオ写真素材 PIXTA

昨日の夜、道頓堀のグリコのネオンサインが3週間ぶりに再点灯されました。4月に入ってから、ほとんどACだったTVCMも変化してきました。徐々に自粛解除が進んでいるようです。

震災後、全く届かなくなったメールマガジンも少しずつ復活してきています。弊社のネットショップでも今週からメールマガジンを再開しました。今後は、今はヘッダー部分で大きく記載している配送遅延のお知らせなども、配送会社の復旧が随分とすすんだことから、今ほどデカデカと記載をせずにサイドメニュー上部に移動させてあっさり目の表記に変えようかと検討中です。もちろん、被災された方々へのお見舞いの気持ちは変わりませんし、復興支援もまだまだこれからが本番ですが、それと同時に被災していない私たちが日本を元気にしていかなかればならないとも思うからです。立ち止まることなく、同時進行していかなければなりません。

かつて、この神戸で震災にあった私たちの復興支援をしながら、その間に日本を支えてもらっていたように、今度は私たちがやれることをやらなければならないと思うのです。

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JADMA、阪神淡路大震災時の機関誌公開/震災時対応への参考

3月11日(金)に発生した三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震による打撃的な被害に、スタッフ一同心を痛めております。今回被災された方のご無事と一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 

社団法人日本通信販売協会(JADMA)から、震災時の対応の参考に資するため阪神淡路大震災に際する会員各社の対応をまとめた協会機関紙「JADMA NEWS 1995年3月号」が公開されました。
同資料では、被災地域のお客様への対応(支払い猶予等)、被災地域のお客様からの依頼・要求の内容等で、阪神淡路大震災当時、主要な各通信販売会社がどのような対応を行ったかがまとめられています。
ぜひ、一読しておきたい資料です。

■「JADMA NEWS 1995年3月号」
http://www.jadma.org/pdf/2011/news1995_3.pdf
(参考:ECユニオン http://ec-union.jp/p/a.php?n=413)

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ネットショップでもFAX注文用紙を準備してください

写真素材 PIXTA
(c) favor-reef写真素材 PIXTA

インターネットを使って買い物をすることができるのがネットショップです。ほしい商品を選び、個人情報を入力して宅配便などで受け取るというのが、よくある流れです。

しかし、ネットショップをみた人が全員、インターネット経由で購入するとは限りません。インターネットで商品の情報を確認して、実際の買い物はリアルの店舗で購入したり、インターネット経由での購入に抵抗があり注文は電話やFAXを好む方もまだまだ多いのが実情です。

その実情を踏まえて、「ネットショップだからインターネット経由で注文がある」と決め付けてしまわずに、電話注文やFAX注文も受け付けることができるような体制を整えることが大切です。せっかくの販売機会を逃さないためにも、注文窓口は広げておく必要があるということです。

多くのネットショップを拝見していると、電話注文の窓口は準備しているけれで、FAXでの注文受付は準備されていないショップ様が意外と多かったりもします。FAXでの注文用紙を準備するだけなので、まだ実施されていないようでしたら、すぐに準備することをおすすめします。

FAX注文を受け付けるための準備

FAX注文の受付をするには大前提としてファクシミリが必要です。受信できる環境がなければ意味がありませんので(笑)ネットショップを経営されているショップ様ならこれは問題ないと思います。

次に準備が必要なのは、FAX注文用紙です。白紙の用紙に一からお客様に記入いただくのはお手間をかけてしまいますので、必ず準備してください。必要な項目は、

注文者情報、お届け先情報、お届け日時、商品、支払方法、連絡方法

です。他にもショップによって必要な項目があれば用意してください。FAX注文用紙は、お客様が手書きすることになりますので、入力欄は余裕をもった大きさで準備しましょう。商品は、アイテム数が多くないなら、チェックを入れて必要個数だけを書けばいいといったように、なるべく記入が楽になるようにしましょう。さらに、FAX送信先の番号を記載しておくと親切です。当然ですが、注文用紙は1枚にまとめましょう。何枚も送信してもらうのは便利性に欠けてしまいます。

FAX注文用紙をショップに設置する

FAX注文用紙が準備できたら、できるだけ目立つ位置に設置しましょう。FAX注文用紙はExcelやIllustratorなどで作成しPDF形式で保存したものをFTPでサーバーにアップロードします。(Excelファイルのままでも構いませんし、htmlファイル準備してダウンロードではなく画面印刷をしてもらうことも可能ですが、PDFファイルでダウンロードしてもらうように設置していることが最も多いです。その際、Adobe Readerもダウンロードできるような案内もしておくと親切です。

「ネットショップだからインターネット経由の注文」だと決めつけずに柔軟な対応を心掛けて、販売機会を少しでも失わないようにしましょう。

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