メルマガ購読の実態調査から考える

主婦は携帯で?よく読む曜日や時間は?・・・・・・メルマガ購読の実態調査

とても興味深い記事がありました。

例えば、メルマガをよく読む曜日。主婦層は、月曜日が90%、火曜日が88%を筆頭に平日に読むことが多く、土日祝はほとんど読みません。それに対して、有職女性は金曜日が82%、土曜・日曜が81%で平日は70%台にまで下がります。主婦層と有職女性では、読む曜日が全くことなることがわかります。

この実態調査から考えると、主婦層をターゲットとするショップさんはメルマガを読んでもらえるのが月曜や火曜になることを踏まえて、期間限定のキャンペーンは平日を中心に行うなど、ただメルマガの配信時間の参考にするだけでなく、イベントやキャンペーンの実施にも役に立ちそうです。

他にも男性ならいつ読まれているのか、曜日だけでなく時間帯ではどうかなど、いろいろ調査がしてありますので、ぜひ一度ご覧下さい。ネットショップにとって、こういった情報を集めることも大切なことです。

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「オープンしたらまずは広告」は間違いです。

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ネットショップをオープンしたばかりで「まずは知ってもらわなくては」という考えのもと、広告を派手に出そうとする方がいらっしゃいますが、それ失敗の元です。ページもろくに出来ていない段階から広告で集客して売上をのばそうなんてすると、いくら資金があっても足りません。

広告を出すなら、きちんとCPO(Cost Per Order)を決めてからにして下さい。費用対効果を検証することができる体制を整えてから投資をしないと、闇雲に投資だけしても、あっという間に資金がなくなってしまいます。

ひとことに広告といっても、バナー広告やメルマガ広告、リスティング広告などいろいろ種類があります。それらを同じ基準で効果を検証することが必要です。その基準としてよく使われるのがCPOです。CPOとは「購入客1人を獲得するための広告費」をいいます。すなわち、新しい購入客1人を得るためにどのくらい費用をかけたかです。算出方法は単純で、広告費÷購入客数でもとめます。

例えば、15万円の広告を出して50人が購入したら、CPOは15万円÷50人で3,000円になります。

ところで、先ほど例で算出したCPO3,000円って高いのでしょうか?安いのでしょうか?

これは一概には言えません。取り扱う商品によって異なってきます。1件の購入で考えて、客単価1万円で利益率50%のショップならCPO3,000円でも利益がでますが、同じ客単価でも利益率が20%のショップなら赤字です。理想は、1件あたりの購入での設けを大幅に下回るのが理想です。ただし、実際には、1件あたりの購入ではトントンが赤字スタートをされているショップが多いと思います。後から、その購入者がリピートしてくれれば、その分はすべて儲けになると考えるからです。スキンケアなどリピート率の高い商品を取り扱うショップほど、この考えは強い傾向があります。

たしかに、オープンしたばかりのネットショップではアクセス数も少なく、売上もすぐに見込めないことが多いです。だからと言って、勢いで広告を出そうとするのではなく、ページを充実させ、ハッキリと効果検証ができるように体制を整えてから、検証をしつつ広告をはじめるのが良いといえます。検証を続けて、これはいけると思ったときに勢いよく大きく展開したほうが、成功しやすいでしょう。

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自分のショップサイトを客観的にチェックする方法

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自分で作ったショップサイトを客観的にチェックするのって、意外と難しいものです。なにせ、自分自身はこのサイトを熟知してしまっているから。

しかしながら、客観的な視点でチェックを行わなければ、独りよがりのサイトになっている可能が出てきます。メニューがわかりにくくなっていたり、初めてのお客様の誘導ができていなかったり、目的の商品が探しにくかったり・・・

一番良い方法は、ショップを全く知らない第三者にチェックしてもらうことです。しかも、こういったチェックは一度行えば良いというものではなく、定期的にチェックする必要があります。更新を重ねていくうちに、どんどんユーザビリティが落ちていく可能性もあるからです。そうなると、毎回、ショップを全くしらない第三者にチェックしてもらうのは、むずかしいですよね。

そこで今日は、自分で自分の作ったショップサイトを客観的にチェックする方法をお教えします。

まずは、次のような他のショップサイトをピックアップして下さい。他人のショップサイトなら客観的に見ることができますから。

  • 一目で離れたくなるサイト
  • ちょっと読んだだけで嫌になるサイト
  • 役に立たないなと思うサイト
  • 二度とアクセスしようとは思わないサイト
  • 取扱商品は知っているものだけど、ここでは買う気がしないサイト

ピックアップができたら、そう思った理由を30個くらい箇条書きで書き出して下さい。

これで「ダメショップサイト」を見分けるチェックリストが完成します。このチェックリストを自分のショップサイトに当てはまるかどうか、ひとつずつチェックしてみてください。ダメな項目に一つでも当てはまるようなら、早急に修正の必要がありそうです。

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報告が遅れましたがホームページを開設しました

コウベビューティー株式会社

化粧品事業が独立し、コウベビューティー株式会社となってからおよそ5カ月。ようやく、会社ホームページを開設しました。(とはいえ、まだまだ更新を必要とするような内容ですが(笑))この季節は乾燥しやすいため、化粧品業界は売上が伸びる時季です。だからこそ、いつも以上に気合をいれてオンラインショップをはじめとする販売に力を注いでいます。それに並行して、今までのEC経験を活かして、ECコンサルティングにも益々、力を注いでいきたいと思います。どうぞ、これからもコウベビューティー株式会社をよろしくお願いします。

コウベビューティー株式会社 http://www.kobe-beauty.co.jp

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売れている商品は付加価値を上手に伝えている

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不況ですね。

って、いきなり暗い入りになってしまいましたが、事実、みんなサイフの紐をキュッとしめて、贅沢品は買わずになるべく貯金にはしってしまっている状態です。どこのショップ様も売上を伸ばすのに必死で厳しい状況が続いていることと思います。

そんな中でも、品切れ続出になるほどバカ売れしているモノがあります。今年の話題でいくと、食べるラー油、iPhone、1箱1,000円もする高級ティッシュなど、生産が追いつかないほどにまで売れているモノです。

どれも生活必需品ではなく贅沢品ですよね?多くの人が節約をしている中、なぜここまで贅沢品が爆発的に売れているのでしょうか?

わかりやすい例で考えてみましょう。
というわけで、iPhoneのCMを目にしたことがある方は多いと思います。そのCMを思い出してみてください。

iPhoneの重さとか、サイズ、通信速度、容量などは一切CMでは伝えていませんよね。CMでやっているのは、こんなアプリがあって、こんなふうに使うと仕事の効率が上がりますとか、テレビ電話ができるアプリを使用すると、離れて暮らしているおばあちゃんやおじいちゃんとお孫さんが身近に感じながら電話ができるとか。iPhoneのCMは、iPhoneを手に入れた後の自分を想像させる内容ばかりを伝えています。

CMを見ていると、もしiPhoneがあったらどう使おうかと想像してしまいませんか?つまり、その商品を手に入れることで生まれる付加価値を、買う前に上手く伝えることができているのです。

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その商品を買った後の自分を想像することができる

そこに付加価値を見出せる

例え贅沢品でも買う価値がある
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これが、バカ売れ商品の売れるサイクルです。

これを参考にして、今一度、ご自身のネットショップの商品ページを見直してみてください。商品の説明だけを淡々としているページになっていませんか?その商品を手にした後が想像できるような内容を伝えていますか?意外とできていないという方が多いのではないでしょうか。

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サンクスメールは個別対応すべし

ネットショップでお客様が買い物をしてくださったあと、確認メールがシステムで自動配信されるショッピングサイトがほとんどです。その後、各ショップがサンクスメールを送信します。

承認メールのテンプレートを用意する

サンクスメールでは、自動配信されるメールに加えて、再度、お客様が入力したお届け先の情報や買い物された商品、金額などを確認するためのメールです。注文を受け付けましたというショップからのお礼のメッセージです。もし、特別な割引などがあったり、在庫の確認などがあるなら、このタイミングでまずお客様にお伝えすることが大事です。
すでにネットショップを運営されているならサンクスメールのテンプレートを用意されているのがほとんどだと思います。テンプレートを用意している方がすばやい対応ができますし、運営パフォーマンスも当然よくなりますからね。
以下がサンクスメールのサンプルです。これからネットショップをはじめるという方は、ぜひ参考にしてください。

(1)件名は短めに。また、ショップ名を入れておくとわかりやすい。
(2)担当者名をきちんと書く。メールで姿がみえなくても、人と人とのやりとりですから。挨拶やお礼も、人間味を持たせつつ端的に書きましょう。
(3)注文後にお客様が最も気にしている発送予定日、到着予定日を ここで明示すると親切です。
(4)クーポンなどショップからの連絡事項や注文時に質問などがあった場合の回答をここに記入します。
(5)注文内容を転載します。

事務的対応で済ませてはいけない。

このようにテンプレートを準備すると作業効率はよくなります。その反面、事務的作業ですませてしまっているショップがあるのも事実です。毎日、たくさんの注文が入るようになると、ついつい作業効率を優先してしまいがちになるんですよね。

でも、それは絶対にNGです。リアル店舗での接客を考えてみてください。会計時にお客様が話しかけてくれているのに、それには答えずに淡々と商品の受け渡しをするなんてことありえませんよね。たとえ、メールだけのやりとりで相手の顔がみえなくても、ネットショップは人と人のやりとりです。きちんとお客様ひとりひとりと向かい合うことが大切です。

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ショップサイトデザイン:フォントで決まるイメージ

ネットショップ作りを制作会社に依頼するのではなく、ご自身で作っているという方も多いです。今日は、ショップ制作に限らずチラシの作成だったり、ちょっとした配布物の作成などでも役立つフォント選びのお話しです。

フォントは大きく分けて「明朝体」と「ゴシック体」に分類できる

【明朝体】 女性的、高級感、繊細
【ゴシック体】 男性的、モダン、信頼感、シャープ
【丸ゴシック体】 ポップ、やわらかい、チープ
【行書体など】 和風、伝統的

また、ウェイトによってもイメージが変わります。
太くなれば力強いイメージに、細くなれば繊細なイメージになります。

使用するフォント種類のバランスにも注意が必要

例えば、高級ブランドバックを取り扱っているので、高級感を出すために全てのフォントを明朝体にすると・・・明朝体は可読性が弱めなので全体的にパッとしないページが出来上がってしまうことになります。 高級感を出したいから、ゴシック体は使ってはいけないということではないのです。もっとも訴求したいキャッチフレーズを高級感を伝えやすい明朝体で太目に力強いフォントにして伝え、説明箇所は細めのゴシックで控えめにするなど、やはり全体のバランスが重要になってきます。

いろんなフォントを使いすぎるのも問題です。統一感がなくなってしまいます。

フォントから伝わるイメージは強いです。同じ文章であっても、フォントが違うだけで見る側の印象は大きく異なります。種類、太さ、大きさなどショップのイメージや商品イメージに合わせてフォントを選びましょう。

以下は、私がよくお世話になっているフォント配布サイトです。

有料・無料だけでなく、商用不可のフォントもありますので、ダウンロードの際はリンク先の規約を必ず一読してからご利用してください。

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送料や発送にかかる日数などの表示は1箇所だけじゃ足りない

送料、代引き手数料、決済手数料や発送にかかる日数など、お客様が買い物をする際に気になる項目は、どこに記載していますか?

「送料・お支払」といったページを用意して、まとめてわかりやすく記載しているショップがほとんどです。中には、「会社概要」ページにまとめているショップもあります。そして、ヘッダーやメニューにそれらのページへのリンクを準備していることでしょう。

もし、あなたのネットショップが送料や代引き手数料の記載をそういったページに表示しているだけなら、お客様視線を考えて、ぜひ見直していただきたいと思います。

ネットショップでお買い物をするお客様の行動を考えてみましょう。

いろいろ検索した結果、目的の商品が見つかりました。でも、その商品を取り扱うショップが複数あります。これから、どのショップで買うかを決めなくてはいけません。商品の金額に大差がなければ、送料や決済手数料がなるべくかからないショップで購入したいと思いますよね。この商品を早く手に入れたいと考えたら、発送日数が短いショップというのもポイントになるでしょう。

それらを比較するために、各ショップの送料や手数料を確認しようと考えます。

そのとき、わざわざ「送料・お支払」ページに遷移しなくても、サイドメニューやフッター部分に常に記載があるショップは便利だと思いませんか?ページ遷移って意外と手間なんです。ですから、遷移せずにそのまま確認できる方がお客様にとっては便利なのです。

ましてや、送料や手数料の記載がショップのどこにもないなんていうことは論外です。すぐに購入リストのショップからはずされることは間違いありません。

ちょっとした気配りですが、少しでも買い物中のお客様のストレスを減らすことが大切です。

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