大量の商品を効率的に管理する10つのポイント

品揃えを増やすことは集客・売上などネットショップ成功要因の一つとも言われています。が、闇雲に増やし過ぎると商品管理の手間が増大することに。そこで今回は商品の効率的な管理方法を紹介します。




大量の定義は難しいですが、ざっくり1000点以上の商品点数とお考えください。商品点数が増えれば増えた分だけ、効率化の恩恵を受けられるはずです。数十点程度でもやって損はないですけど、効能は感じにくいでしょう。

準備編

01.フォーマットを作成しよう

ショッピングカートによって商品管理のフォーマットが決まっている場合もありますが、自分たちの管理しやすいフォーマットをExcelなどで作成しておくことをオススメします。どんな商品でも同じように管理できるような書式ができれば言うことなしです。

最初はショッピングカートの一括登録用CSVのデータを参考にフォーマットを作成し、その後オリジナルフォーマットへと四苦八苦しながら精度を高めてください。

02.商品をランク分けしよう

これは商品ページの凝り具合を区別するためにも言われることですが、目玉商品や売れ筋商品、その候補となりうる準売れ筋商品、マニア受けする尖がった商品、そんなに売れないけど品揃えのためや流入経路確保のための商品など、商品の特性によってランク分けして管理することをオススメします。

Aランクにはじっくり時間をかけてページを作りこむし、バナーもオリジナルで用意する!Bランクも次のヒットにつながる可能性を見据えて、それなりに充実させる。Cランクは1つ1つのページには時間をかけずスピード重視。というように、商品管理においても同様に効率化の目安にできるのです。

例えば、AランクやBランクは買いやすさをより高めるため、商品の規格・バリエーション(色やサイズ)までちゃんと設定しておくけど、Cランクは個別に登録するのは面倒なので商品名にサイズや色まで入力しちゃって済ます。なんて手法もあります。

03.直送、納期確認、大型など特殊商品の取扱を明確にしよう

大量の商品を全て在庫できるショップは少ないもの。多くのショップは、メーカー直送や受注後の納期確認など自社在庫以外の商品をもっています。こういった情報をお客様に分かりやすく表現できるよう工夫することも重要です。

商品ごとにアイコンを表示したり、商品名に【メーカー直送】などと表記したり、納期確認や別途送料・工事が必要な場合は商品ページの上部やカート付近にバナーを表示するなど、自社ネットショップに合って、かつ効率の良い手法を採用することをオススメします。

04.画像の加工・処理方法をルールづけしよう

ネットショップにおいて画像は売れ行きを左右する大事な要素の一つです。だから、凝った表現も重要ですが、こと効率化を考えるに面倒な手間はなるべく省いた方が良いです。

商品の縦横サイズや周りに枠を施すか、画像にテキストを挿入するか、デコレーションはどこまで行うか、などある程度の目安を決めましょう。その上で画像加工ソフトなど一括処理できそうな部分を洗い出して効率化を図りましょう。Photoshopでは操作の流れを覚えさせて一括して行うことができるアクションという機能もあります。

05.仕様書・マニュアルを作成しよう

商品登録の手順や画像加工の流れなどがある程度固まった段階で、仕様書やマニュアルを作成しておくことをオススメします。大量に商品を扱い場合は、メーカーのカタログデータなどをどかっと送ってもらう場合も少なくなく、そうなるとカタログが刷新される時に「前どうやってたっけな~?」と思いだす手間がかかります。数年に1回程度なら気にならないでしょうが、毎年や半年、四半期ペースになるとやっかいです。

また、そんなペースだと、最初に商品登録した人と、更新する人が違うなんてことは多々あります。誰かが覚えているはず!ではなく、誰も覚えてなくても見れば分かる仕組みにしちゃいましょう。

06.仕入先様や開発者様に協力をお願いしよう

商品管理を全て自社内・担当者内で行うのは限度があります。そこで、対応可能な仕入先様や開発者様には、自社の仕様に沿った商品リストを作成してもらえないか協力を仰ぎましょう。「こっちのフォーマットに合わせて入力せいやー!」ではなく、あくまで協力をお願いする姿勢が大事です。

ただ、ITに強くない方への無理強いしては逆効果なのでご注意を。効率化のためには人間関係の円滑化も重要なポイントですから。

運用編

07.マスターデータのバックアップを徹底しよう

商品管理はExcelなど表計算ソフトを用いることが多く、その際CSVデータで保存することになるでしょう。複数の担当者で管理していた場合に、1人がデータを誤った形式で保存しちゃったり、列や行を並べ替えちゃう、なんならデータを消してしまうなんてこともアリます。ほんとにアルんです。

だから、何か手を加えるたびにでも、極力バックアップとしてファイルをコピーして残しておくことをオススメします。その際、ファイル名に日時や行った処理を入力すると後で見直したときに分かりやすくなります。

ちなみに、私は「ファイルを開く前にコピーする」を徹底するようにしています。

08.改版・廃番・新発売などの変化に備えよう

先に少し触れましたが、仕入品の場合はメーカーカタログの改版時に商品をごっそり見直すことがでてきます。その時のために、廃番や改版箇所の確認方法、新商品の追加対応など、仕入先様にも協力を仰ぎながら効率良くチェックできる体制を整えておきましょう。

09.一括処理できる方法を探求しよう

画像の一括処理と同様に、商品情報においても一括で処理できる方法を蓄えておくことをオススメします。例えば「置換」でもやり方によって効率化に開きがでてきますし、ミスの出やすさ出にくさもあります。

キャンペーン時の対象商品の表示などでは、Excelのconcatenate関数を用いて(例えば夏のキャンペーンなら対象商品の商品名に【summer】付加するなどで)実現したり、都度キャンペーン専用のカテゴリを紐付けることで実現したりと、運用時の効率化をいかに図るかもポイントです。

応用編

10.外注の活用を検討する

効率化のポイントを一つ一つ実施することで、自然と外注依頼時の注意点への理解も深まっていると思います。単純作業を外注するのか、面倒な部分を投げるのか、など自社内の都合に合わせるための素地はできているので、最適な外注先も見つけやすくなっているはずです。

国内だけでなく、オフショア(海外委託)や自動読み取りなど、外注ならではの手法もあるので、自社ネットショップにとって最も効率的な方法を外注と一緒に模索してください。


参考までに、先日カタログベースで約10万点の商品登録を丸投げで外注しようと見積り出したら数百万かつ納期が半年でした。営業さん曰く「丸投げでなく、細かい仕様や自動化できる箇所の洗い出しなど協力あれば予算・納期の希望に近づける可能性があります!」とのこと。効率業ってコスト貢献になるなーと感じました。

もっと効率化できるポイントがあれば、ぜひご指摘ください!


ネットショップ運営術

自らのネットショップ運営の経験から辿り着いたネットショップ運営術を惜しみなく語ります。自分たちが経験したゼロからの実体験(成功も失敗も)を、これからネットショップを始める方、すでに運営中でお悩みの方の少しでもお役立つことができれば光栄です。

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